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サービスのご案内

Gallagher Marine Systems, LLCでは、以下の業務を行っており、GMS Japanでは必要に応じて間に立ってのサポート業務を行っております。

OPA90/Vessel Response Plan[VRP]関連

VRP作成

タンカー:OPA90にて規定されるオイルやケミカルを運搬できるよう建造された船がアメリカの航行可能水域を運航する場合、 タンカー向けの油濁対応計画書(Tank Vessel Response Plan)を作成し、USCGの承認を受ける必要があります。
ノンタンカー:400総トン以上で、自航能力を有し、主機用燃料として油を積載する船がアメリカの航行可能水域を運航する場合、 ノンタンカー向けの油濁対応計画書(Nontank Vessel Response Plan)を作成し、USCGの承認を受ける必要があります。
GMSでは、上記USCGが承認するVRPのほか、カリフォルニア州やアラスカ州が承認するContingency Planの作成も承っております。

QIサービス

上記VRP作成にあたり、QIを定める必要があります。QIとはQualified Individualの略で、 日本語では「全権委任者」と訳され、万が一の際に本船やお客様より連絡を受けて対応にあたる者のことです。

Incident Management Teamサービス

事故の程度が大きい場合に結成されます。

OSRO契約

油濁清掃業者(Oil Spill Response Organization)のことです。VRP作成にあたり、どの業者と契約するかを定める必要があります。
アメリカ本土ではNRC(National Response Corporation)とMSRC(Marine Spill Response Corporation)の2社が、 その他 地域によっては追加・別途のOSRO契約が求められる場合があります。

COFR

賠償資力証明書(Certificate of Financial Responsibility)のこと。
連邦(Federal)のほか、カリフォルニア州や寄港する際のCalifornia COFR、アラスカ州へ寄港する際のAlaska COFRの手配を承ります。

机上演習訓練の実施及び社内演習へのサポート

VRPをお持ちのお客様は、年に一度実施が求められます。
GMSでは毎年、東京・神戸・今治の3か所にて開催しております。
その他、ご要望に応じて社内演習のサポートも行っております。

検船サービス(PSC・内部監査代行 など)

検船サービス

Pre-PSCまたは、乗船してのPSCやCOCのアシスト、内部監査代行ほか、様々な検船サービスを行っております。
USCGや州政府にて検船を担当した者をメインに、経験豊富なスタッフが対応させていただいております。

パナマ油濁対応関連

PCSOPEP

400MT以上の燃料または油貨物の容量を持つ船がパナマ運河を通峡する場合、 Panama Canal Shipboard Oil Pollution Emergency Plan (PCSOPEP)を作成し、96時間前までにパナマ運河庁(ACP)への提出が求められます。
PCSOPEPを提出済みの船がNotice of ArrivalをACPへ提出しますと、ACPよりPCSOPEPに対するNOA(Notice of Acknowledgement) レターが発行されます。GMSではPCSOPEPの作成及び、Authorized Person(AP)サービスを承っております。

カナダ油濁対応関連

Response Organization (RO)契約手続き代行

カナダ西岸へ寄港する場合はWCMRC (Western Canada Marine Response Corporation)
カナダ東岸へ寄港する場合はECRC (Eastern Canada Response Organization)
とのご契約がそれぞれ必要となります。GMSでは契約手続きの代行及び、Authorized person (AP)サービスのご提供を承っております。